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自分らしさを失う原因②

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神経症関連→http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-11.html
幸福感→http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-12.html
幼児的願望の行動と動機→http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-14.html

前回に引き続き
(前回:自分らしさを失う原因①→http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-15.html
早稲田大学理工学部教授の加藤諦三氏のHPにある講演から、
引用しながら記述したいと思います。
______________________________________________________________________

自分らしさを失う原因とは
「神経症的競争をするから」
である。

カレン・ホルナイ曰く、神経症的競争とは
「自分と他人を対立的にした上で、違う競技の者とも競争しようとする」ことである。

「自分が勝とうとか、成功しようとかではなく、
他人が失敗することが重大である」というのが神経症である。


このように他人の不幸を喜ぶようになる。

ex)
ある一人の男性をめぐってする競争はノーマルである。
しかし、他者がどこかの男性と結婚することが競争だというのが神経症である。
(あの人は私より早く結婚したから私は負けた、先に結婚したから私の勝ちだなどという人)

週刊誌をみてみると、いかに日本人の神経症者が分かる。
これでもかというほど人の不幸をあげつらう。
記者によれば人の不幸は売れるのだ。

自分の競争相手でない人も競争していると意識する。
結果、他者の不幸が喜ばしく思える。


他人は他人と割り切れないのである。

ex)
アメリカの有名な大学で日本で言う小学三年生レベルの数学をやっていた。
それでも生徒は数学が好きだと言っていた。
ボリビアは物質的には貧困だが、精神的には豊かである。
ポケットカメラを見て「素晴らしい」とは言ったが、「欲しい」とは言わなかった。
その人はお金持ちなのになのにも関わらずである。

論文を書くことは戦争に行くことより辛いという院生がいる。
楽しいからこそ書いているという院生がいる。
日本の大学院で「論文は戦争よりもつらい」と聞いた。
ハーバードの大学院で「論文は恋愛と同じように楽しい、なぜ楽しくないのに論文を書くのか」と聞いた。
前者は劣等感を動機に行動している。
後者は「自分の能力の中で論文を書くのであって他人がどんな論文を書こうが自分には関係ない」
と主張した。

「神経症的競争は自分らしさ」を失うのである。
自分の感情と自分の限界を知ることを恐れず、
自分の成功を喜び、他人の成功も喜ぶ
これが自分らしさである。


もう一つ重要なのは「あるべき自分に自分を支配させない」ということである。

ここで他人の期待は悪いか?ということを考えておきたい。
バーナードショーの戯曲でピグマリオンというのがある。
それが由来となったピグマリオン効果とは
粗野な娘を教授が淑女のように扱うことで淑女になったというものである。
期待を掛けたからこそであった。
もちろん、このように期待された方がやる気になる。

ではこの「ピグマリオン効果」と「他人の期待によって自分らしさを失う」ということの違いとは何か?

これについてカレン・ホルナイは「内なる葛藤~our inner confrict~」という言葉で

不安から自分を防御する3パターンを表している。

1:不安な人は従順になる(他人に全て合わせて忠誠を誓う)
2:攻撃的になる(悪口を言う)
3:他人から離れようとする


自分らしさを失うのは1の従順型である。
カレン・ホルナイの言葉で言えばコンプライアントタイプである。

なぜこうなるかといえば不安だからである。

他人の期待に対して従順である。
前回と重複するが、
白鳥に良い鳴き声を期待するのは期待する方が間違いである。
期待はナイチンゲールにすれば良い。
しかし、自分はサヤナキ鳥になろうとする。
このような失敗である。

つまり、自分らしさを失う原因とは他人の期待によって決まってくるのではなく、
それをプラスと解釈したかマイナスと解釈したかということによって変わってくるのである。


期待に対して不安な人は自分らしさを失う。

つまり、どういう問題があるか?
理想(自分はこうあるべきだという自分)の自画像に支配されている。
なので先行された自分に支配されてしまう。慣れてないことに力を使ってしまう。
~すべきだという「べきの暴君」とカレン・ホルナイは呼んでいる。
「そうしなければいけない、~そうすべき」という支配である。
期待されたらその通りにしなければならないと思い込む。
実際の自分を無視してはいけないと言うこ。

マックイーヌスの「ベストを引き出せ」と言う本の中で
ハーバードの心理学者のマクレガードのビジネスマンを対象にした実験で
ロープに輪が入るかどうかという輪投げの実験がある。
その中で大きく3タイプに分かれる。

入りやすい場所で投げる人→簡単すぎてつまらない
遠くで投げる人→遠すぎて飽きる
その中間で自分の輪投げが入るか入らないか面白い距離に立つ→楽しむ

ビジネスマンで成功した人は自分の輪投げが入って面白い距離に立つ人である。

これを達成フィードバックと呼ぶ。
「短期目標を達成して楽しみながら成長する」ということの重要性を表している。

人には向上欲があり、更に上を目指そうとするのは自然なことだが、実際の自分を無視していれば安心できない。

目標が実際の自分より高くある場合、挫折する人は非現実的な高い目標を掲げる。
アメリカで講義室に大量の鬱病者を集めてテストをやると言っただけでできないと拒否した。
問題を見てもいないのに拒否した。

これも非現実的な高い目標を立てているから、最初から自分を見捨てているのである。

現実な目標立てることと、同時に自分に満足していることが重要である。

満足してない人は有能なフリをする、他人にも自分にもフリをする。
自信がないのに有るようなフリをする。

これは自分が向上しない。
なぜかといえば10ある力を20にみせることに力を使っているから。
力を11にしようとする努力はしないのである。


自分らしさとは実際の自分を肯定して励ますこと、自分にあった基準を設定すること。
そうすれば失敗してもさほど気落ちすることでもなくなる。
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人に悩みを植え付ける根源である神経症・人格障害者への考察・対処法まとめリンク
http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-243.html
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違うのでは?ないかと思ってます。

初コメントさせて頂きます。


一部、間違っているのではないか?との意見があり、訂正を考えて頂きたいと思ってます。


私は強迫神経症で、すごく苦しんでて診断も出てるので間違いなく強迫神経症ですが

後半の文章は、とても良いなって共感しました。

けど初めの文章、神経症は他人の幸せを祝えない、とか私は違います。

なぜなら私は、従姉妹に友達、芸能人まで、いろんな人が私より若くても結婚していきますが、良かったね。幸せになってねo(^-^)oと心から思ってます。


福山さんの結婚でマチャロスって方が増えたそうですが、私はファンではなかった為か、そうならずに祝えました。


嵐の櫻井くんのファンなので、櫻井くんならロスになってしまうかなっ?辛いかもなぁと共感は、しました。


けど私は芸能人と結婚を出来る力量←(全国的に目立つ相手のパートナーになる覚悟)は、ないと思うので祝えると思います。


あと論文や、文章などで自分の意見を理解してもらう事を、とても楽しい事だと思ってます。


たぶん後半の人と比べないから、楽しく書けるというのは、正解だと思います。

よって神経症って診断をされてない普通の人でも、人の幸せ
時田憲一の今一瞬のオススメ本
✞今のあなたの波長に合った✞
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(本サイト)リバータリアン心理学
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時ニール

心の安全が第一. Psychologist/Counselor/OPE Palliative Nurse/LPi 経営者CEO/Invest.国立大学/教育学/心理学→医学/看護学→総合病院。自己愛研究/医療統計。心理、医療職。心理/医療/経済の話題。

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