fc2ブログ

「動物の本能」と「理性」の綱引きでバランスが取れないと精神病になる

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

心理学と精神分析の基本
http://aikansyheiwa.blog21.fc2.com/blog-entry-5.html

昔、このような記事を書きました。

「エスと超自我は常に綱引きしている」の図↓
gdsf




(転載始め)
______________________________________________________________________________________

フロイトは人の心を3要素に分けました。

◎エス[Es]・・動物的本能(欲求や感情)
◎超自我[スーパーエゴ]・・親や周囲から教えられた躾(しつけ)
◎自我[エゴ]・・上記の2つをコントロールする機能

の3つです。
______________________________________________________________________________________
(転載終わり)

「痛快心理学」和田秀樹 より


エス[Es]とは動物的な本能。

動物と同じように食欲・性欲・睡眠欲などの3大欲求が丸出しの状態です。
とても非合理的で、思うがままに暴走してるイメージです。

その暴走を抑えるために超自我(親や周囲から教えられたしつけ・ルール)があります。超自我は理性です。

このうちエス[Es]を抑圧していると、心理的に不健康になります。

つまりうつ病などの精神病的な傾向です。

煮えたぎった鍋(なべ)にフタをするようなものです。

上記の綱引きの図で言うと、エスと超自我がお互いに自分が勝とうと、綱を引っ張りすぎて、真ん中の自我が引き千切れてしまうような状態です。

この一番軽度の症状を「神経症」と言います。

現在は「不安障害」と呼ばれ、軽度の「パニック障害」や「強迫性障害」などがここに含まれます。

かつては不安神経症や強迫神経症と呼ばれていました。今でも「神経症」と総称しても通じます。


「神経症」とは精神分析において人の心の病気のレベルを大きく三段階に分けた場合の初期の状態のことです。

(転載はじめ)
______________________________________________________________________________________

Ⅰ【神経症レベル】
    ↓
Ⅱ【人格障害レベル】
    ↓
Ⅲ【精神病レベル】

______________________________________________________________________________________
(転載終わり)
「痛快心理学」和田秀樹 より


上から下に向かって深刻になっていくと考えてもらえれば良いです。


参考にどうぞ


関連記事
スポンサーサイト



テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体



Google+

コメントの投稿

Secret

時田憲一の今一瞬のオススメ本
✞今のあなたの波長に合った✞
心を支える本や音楽が表示されます
(本サイト)リバータリアン心理学
ブログ内で超人気の記事ランキング
相互リンク紹介ページ
FC2カウンター
時ニールの書いてる他ブログのリンク
FC2ブログランキング
ポチッと押すとこのブログが推されます。押して頂けると嬉しいです。
人気ブログランキングへ
最近のコメント
メールフォーム(何かあればこちらへどうぞ)

名前:
メール:
件名:
本文:

時田憲一のほしいものリスト
☆研究のために献本して頂けると嬉しいです☆
(住所・名前・送り先・口座等々はAmazonの個人情報セキュリティ管理によりお互いに公開されることはないので安心です)
プロフィール

時ニール

心の安全が第一. Psychologist/Counselor/OPE Palliative Nurse/LPi 経営者CEO/Invest.国立大学/教育学/心理学→医学/看護学→総合病院。自己愛研究/医療統計。心理、医療職。心理/医療/経済の話題。

(姉妹サイト)ネット衆善奉行
現在のピックアップ記事
他ブログでの超人気記事ランキング
ブログ内検索
カテゴリ別の個別記事
最近の記事
QRコード
QRコード
ブログランキング各種
ブロマガ購読者数

現在0人が購読中です

ブロマガ一覧を見る

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード
ブログパーツ